本-脳科学
つぎはぎだらけの脳と心―脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたのか?(2009/09)デイビッド・J. リンデン商品詳細を見る おもしろい本だった。 著者はジョンズ・ホプキンス大学医学部・神経科学科教授。脳の可塑性の研究分野では、国際的リーダーの…
暴走する脳科学 (光文社新書)河野哲也 光文社 2008-11-14売り上げランキング : 25631Amazonで詳しく見る by G-Tools 著者は立教大学教育学部教授の哲学者。メルロ・ポンティなどの本を書いている方のようです。2008年初版。本書の副題は”哲学・倫理学からの…
錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった (ちくま文庫)前野 隆司 筑摩書房 2011-09-07売り上げランキング : 195984Amazonで詳しく見る by G-Tools ”受動意識仮説”を提唱するロボット工学者、慶応大学教授、前野先生の著作。"受動意識仮説”は他の著作…
ユーザーイリュージョン―意識という幻想(2002/09)トール ノーレットランダーシュ商品詳細を見る これは多岐にわたる情報盛りだくさんの凄い本だった。 著者はデンマークの科学ジャーナリスト、トール・ノーレットランダーシュ。主題はサブタイトルの、”意識…
脳はここまで解明された―内なる宇宙の神秘に挑む (ウェッジ選書)(2004/02)合原 一幸商品詳細を見る 本書は「地球学の世紀」というフォーラムにおける「地球システムと脳」とうテーマの議論が基になっている。著者は脳生理学者の伊藤正男(理化学研究所)、甘…
脳の科学史 フロイトから脳地図、MRIへ 角川SSC新書 (角川SSC新書)(2011/03/10)小泉 英明商品詳細を見る 著者は日立の研究所のフェロー。長年脳科学のための機器開発や製品化に携わってきた方。 本書の主題は”脳の科学史”で、脳の役割を歴史的事実から…
無思想の発見 (ちくま新書)(2005/12)養老 孟司商品詳細を見る 「唯脳論」で有名な養老孟司さんの著書。 日本人は無思想、無宗教だと言われるが、それも一つの思想のありようではないか、という主張を述べた本。 養老さんの著書は「唯脳論」を読んだ時も思っ…
バカはなおせる—脳を鍛える習慣、悪くする習慣(2006/03/24)久保田 競商品詳細を見る 脳科学の世界的権威、京大名誉教授、久保田 競さんの本。東大医学部卒業、京大霊長類研究所所長を歴任された方だそうです。妻は”脳科学おばあちゃん”とかいわれてTVなどで…
苫米地英人、宇宙を語る(2009/12/22)苫米地 英人商品詳細を見る インパクトのある本でした。 著者の苫米地英人さん、メディアでよくお見かけしますがあまりちゃんと意識したことがありませんでした。計算言語学者、認知心理学者、脳科学(または機能脳科学、…
脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書)(2008/11)加藤 俊徳商品詳細を見る 著者は医学博士、「脳の学校」代表、、MRI画像診断の第一人者、とのこと。どこかの研究機関や医療機関に属しているのではなく、自分で会社をやっている方、の…
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)(2006/11)築山 節商品詳細を見る 築山節さんの「脳と気持ちの整理術」がすごくよかったので、こちらも読んでみました。これもとても良かったです。あるある、という箇所が多々あります。 仕事の…
脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)(2008/04)築山 節商品詳細を見る 著者は脳医学関連の医学博士。脳科学の観点から意欲・実行・解決力を高めるための工夫を説明します。これは本当に良い本でした。ああ、確かに、あるある、という…
「私」は脳のどこにいるのか (ちくまプリマーブックス)(1997/10)澤口 俊之商品詳細を見る タイトルに惹かれて手に取りました。著者は北大助教授。その後北大を退職したようで、どうしたのかと思ったらセクハラ問題があったようですね。私は知りませんでした…
脳のしくみがわかる本―大脳、小脳の働きから脳の病気の原因まで(2007/07)寺沢 宏次商品詳細を見る 最近脳に興味があるようでいろいろ読んでます。これは図が豊富でわかりやすい。 著者は信州大学教育学部准教授の方。日体大卒業とのこと。日体大を出て脳の研…
進化しすぎた脳 (ブルーバックス)(2007/01/19)池谷 裕二商品詳細を見る これはヒットでした。おもしろくてあっというまに最後まで読みました。 若手の脳科学者、東大薬学部准教授の池谷裕二さんが高校生向けに語る脳科学の最前線。脳の構造から意識とは何か…
奇跡の脳(2009/02)ジル・ボルト テイラー商品詳細を見る 脳卒中になった気鋭の脳科学者が、脳卒中の体験から回復までと、脳卒中の体験により理解した脳の神秘を描いた作品。全米50万部の大ベストセラーだそうです。噂に違わずすごい本でした。 脳の本です…
って何だろう (講談社現代新書)" border="0">ソーシャルブレインズ入門――って何だろう (講談社現代新書)(2010/02/19)藤井 直敬商品詳細を見る 心理学の本かと思いましたが脳科学の本でした。著者は東北大学医学部卒業後MIT留学を経て理化学研究所で脳科学を…
脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ~ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史(2007/08/01)前野 隆司商品詳細を見る おもしろい本です。慶応大学教授のロボット博士による心の理論。 前野教授は、受動意識仮説を提唱し、本書ではそれを哲学や宗教に絡め…