記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

日記-数学

コホモロジーのこころ

読み物風の本だと思って何年か前に購入した際、中を見るとがちな数式だらけで読む気にならず放置していた。その後も時々読んでいたがどうにも理解が進まなかった。最近代数幾何や代数解析の本を時々読んでいるが、その後に読んでみると、まさに圏論やコホモ…

数学の学習

最近思うこと。 子どもの頃、算数や数学を学んで、なかなか難しくて苦労するのだが、学年が上がって数年前に習ったことを見ると非常に簡単で当たり前のように思える、というのが不思議だった。他の教科でもこういうことはあるかと思うが、特に算数・数学にお…

運命を変えた大数学者のドアノック: プリンストンの奇跡

すごくおもしろい本だった。 著者はカルフォルニア州立工芸大学名誉教授の加藤五郎先生。著者の数学を中心としたアメリカ生活が描かれているが、出てくる数学者がドリーニュ(本ではドゥリングと記載)、ヴェイユなど超一流数学者たちで凄い。アインシュタイ…

数学の学習法

大学・大学院レベルの数学は難しい。私は大学院まで数学を専攻し卒業後は趣味で勉強しているが、数学書の読み方はいろいろあり、それらを組み合わせて勉強していくのが良いと最近思う。 さっと斜め読みをして概要をつかむ 行間を埋めながらじっくりと読む 書…