2023-01-01から1年間の記事一覧
スクリーンに映される映画という比喩が役に立ちます。映画が内容で、スクリーンが気づきです。このふたつはひとつのものです。スクリーンは三次元のスクリーンで、映画がそのなかに映っています。すべては三次元スクリーンという背景に映っています。 アドヴ…
FIREを達成した元三菱サラリーマンの投資本。給料の8割を高配当株の投資に回すという投資スタイル。金融資産7000万を築き30歳でFIRE達成とのこと。高配当株への投資を積み上げていくことで、今日より明日、明日より明後日が良くなるという確信・自信が生活に…
著者は日本女子大教授などをされていた宗教学者、作家の島田先生。平易な文体で仏教、お経の概説がされておりものすごくわかりやすい本だった。仏教にはさまざまな異なるお経があるがその位置づけが明快に整理されていて良かった。般若心経は部派仏教→大乗仏…
シジュウカラ 昨年、庭に巣箱をつけた。シジュウカラの夫婦が何度か見に来ていたが、巣作りはしなかったようだ。 ことしも設営。何度かシジュウカラが見に来ていたがしてなさそう。今年も来ないのかな、と思っていた6/5頃。妻が”赤ちゃん生まれたよ”と興奮し…
無人島に一冊持っていくならこの本、といってよく話題になる歎異抄。大昔読んだ気がするが、どんなことが書いてあったのか気になり読んでみた。 三田さんによる意訳はとても読みやすい。そして、あれこれ浅はかな人間の計らいを捨てて阿弥陀さまの本願を信じ…
ファインマンの人生が詳しい物理学的解説とともに語られている本。昔読んだときは詳しすぎて途中で飽きてしまったが、今読むと量子電磁気学からクォークの理論など物理学の理論が作られていく歴史が生き生きと感じられ、物理学史としても良い本だと思う。ク…
数学者 小林昭七先生のところが読みたくて購入。小林昭七先生のところはあまり印象に残らなかったが、ウィリアム・カリーさんの英語の所が良かった。苦労して外国語を学ぶ意味として、外国語を理解売れば詩・文学などに翻訳では味わえないすばらしさが味わえ…
著者は哲学が専門の方。タイトルの”フォン・ノイマンの哲学”というタイトルほど哲学が語られているわけではなくノイマンの伝記という感じであったが、超人的な天才ノイマンの話で非常に興味深かった。以前からノイマンは興味があり概略は知っていたが、本書…