記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

本-精神世界

すでに目覚めている

スクリーンに映される映画という比喩が役に立ちます。映画が内容で、スクリーンが気づきです。このふたつはひとつのものです。スクリーンは三次元のスクリーンで、映画がそのなかに映っています。すべては三次元スクリーンという背景に映っています。 アドヴ…

すでに目覚めている

生を今あるままにしておくことで-思考や「私」を取り除こうとしたり、「悟り」を開こうとして頑張るのではなく-探求は自然に消え落ちることになる。劇の中では、「私」から抜け出そうとしてどんなに努力しても、「私」との同一化を強めるだけだ。p.18 何でも…

あなたも私もいない

手に入れるべきものは何もありません。ただ普通の暮らしが続くだけです。違いといえば、もしあなたがそれを違いといいたかったらの話ですが、行為者はいないという認識があることだけです。その認識があれば、なされるべきことは全てなされることになってい…

われ在り - ジャン・クライン

条件付けから自由になる唯一の方法は、記憶抜きで、つまり条件付けの共犯者抜きで見ることです。(p.23) アドヴァイタの教えを非常にシンプルに本質を述べている本。この手の本では一番わかりやすい印象。言っていることは非常にわかる気がする。200ページ強…

悟りを生きる

悟りを生きる ― 非二元へのシンプルなガイド ―(覚醒ブックス)著者 : スコット・キロビーナチュラルスピリット発売日 : 2018-07-13 ここで試していただきたいのは、一日を通しでできるだけ煩雑に思考のない気付きの中で休息するということを、毎日繰り返すこ…

つかめないもの

変わったと思えるのは、自分はひとりの独立している人間であって、「自分の人生」を抱えているその自分が自分自身や世界をいつか完璧にするだろうという思考感覚が落ちたという点です。P.10 何世紀ものあいだ、私たちひとりひとりが個人で会って、自由意思を…

「死ぬのが怖い」とはどういうことか

「脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? 」で受動意識仮説を主張する前野先生の本。前野先生の本は平易な語り口ながらも切れ味鋭くおもしろいです。 本書では「脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? 」といった本と同じく、自分や心などもともとないのだ…

You're Trying Too Hard: The Direct Path to What Already Is

You're Trying Too Hard: The Direct Path to What Already Is(2014/05/14)Joey Lott商品詳細を見る Notice that agreement and disagreement requires time. You can only agree or disagree by comparing present thoughts with prior thoughts. Refuse to…

ポケットの中のダイヤモンド―あなたの真の輝きを発見する

ポケットの中のダイヤモンド―あなたの真の輝きを発見する(2012/11/13)ガンガジ商品詳細を見る 翻訳はいまいちだが、本当に名著だと思う。私は英語の原著から読み始めたが、やはり気楽に読める日本語版も欲しくなり購入した。英語版はガンガジ自身が語るオー…

それ”は在る―ある御方と探求者の対話

“それ”は在る―ある御方と探求者の対話 (覚醒ブックス)(2013/05/10)ヘルメス・J・シャンブ商品詳細を見る 静寂から、あなたが自分だと思い込んでいる<私>を観なさい。視点を完全に変えるのだ。P.463 この手の本はどれを見ても大体書いてあることが同じなの…

苦悩に関して

苦悩に関して最近思うことがいくつかある。 苦悩は体調に依存する、あるいは実は体調そのものかもしれない 自分の場合、土曜や日曜の夕方頃、来週の仕事の事などを考え鬱々とした気分に覆われることが多々ある。このとき、往々にして眠い。そして仮眠を取る…

ポケットの中のダイヤモンド

ポケットの中のダイヤモンド―あなたはすべてをもっている(2006/06)ガンガジ商品詳細を見る 2年ほど前から読んでいるこの本、最近も読んでいましたがやはり秀逸。汲んでも汲みきれないほどの内容の深さを感じる。ただ、翻訳と本のレイアウトは気に入らない。…

怒り

最近いろいろと家庭内がごたごたしており、妻が荒れていることが多いです。妻は普段から怒りっぽいのですが、最近特にそうで、いろいろと罵詈雑言を浴びせてきます。そんなとき、むかっと腹が立つのですが、ふと思いました。彼女を人間だと思うから腹が立つ…

あなたのストーリーを棄てなさい。あなたの人生が始まる。

あなたのストーリーを棄てなさい。あなたの人生が始まる。(2012/06/07)ジム・ドリーヴァー商品詳細を見る ジム・ドリーヴァーはニュージーランド出身、カルフォルニア在住のスピリチュアルティーチャー。ジーン・クラインに師事し覚醒を得る。ジーン・クライ…

人をめぐる冒険

人をめぐる冒険(1998/05)高木 悠鼓商品詳細を見る ”ただそれだけ―セイラー・ボブ・アダムソンの生涯と教え”、”今ここに、死と不死を見る―自分の不死の中心を発見する”など、私がよく読んでいる本の翻訳者である高木悠鼓の本があるようでしたので、読んでみま…

世界観

ウィルバーの無境界にこんなことばがありました。 「大人になると自分は頭の中に住んでいるとさえ感じられるようにある。頭蓋骨の中のミニチュア人間のように感じるのだ。」 無境界 最近これをよく思います。私はちょうど幼児の育児真っ最中なのでよくわかり…

アドヴァイタ一考

私たちは一日中何かあれこれ考えています。過去のことや未来のことや。そして何となく、この考えている自分を本当の自分だと思っています。ただ実際は一日中考えているわけではなく、空白の時間もあるはずです。しかしそれはなかったこととして無視して、考…

ただそれだけ

ただそれだけ―セイラー・ボブ・アダムソンの生涯と教え(2011/11/23)カリヤニ・ローリー商品詳細を見る 待望のセイラー・ボブ・アダムソンの初の和書。待ってました。私はこの方、大好きです。ニサルガダッタ・マハラジさんの弟子ですが、言っていることがシ…

宇宙

最近放送大学で宇宙論を視聴したりしています。宇宙のことを考えるときにいつも感じるのが、宇宙の歴史の中で人類が存在しているときなんてほんの一瞬であること。そして星には寿命があり、何億年か後には太陽にも寿命がくる。太陽が死ねば恐らく太陽系はな…

The Diamond in Your Pocket: Discovering Your True Radiance (Introductionより)

The Diamond in Your Pocket: Discovering Your True Radiance(2007/04)Gangaji商品詳細を見る Diamond in your pocket、を繰り返し読んでます。というより正確に言うと、audio bookを買ったので通勤途中によく聞いています。印象に残る部分が多いです。Intr…

世界のスピリチュアル50の名著 エッセンスを知る

世界のスピリチュアル50の名著 エッセンスを知る(2007/09/13)T.バトラー=ボードン商品詳細を見る 有名なスピリチュアル本の概説が載っているので入門に良いと思います。 この中で私が読んだことあるのはこれだけでした。 ・タオ自然学/フリッチョフ・カプラ …

有ることと無いこと

老子より 無用第十一 三十輻共一轂。當其無、有車之用。挻埴以爲器。當其無、有器之用。鑿戸牖以爲室。當其無、有室之用。故有之以爲利、無之以爲用。 最近、有ることと無いこと、についてよく思いを巡らせています。代表的なのは老子ですが、クリシュナムル…

ココロとカラダを超えて―エロス・心・死・神秘

ココロとカラダを超えて―エロス・心・死・神秘 (ちくま文庫)(1999/04)頼藤 和寛商品詳細を見る 絶版で中古本も高い本ですが、唯識の解説の名著、などと絶賛されているのを見て読んでみたくなり読みました。 著者は精神科医。昔産経新聞かなんかのお悩み相談…

苦悩

人はいろいろな事に対して苦悩や恐怖を感じます。仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない、等々。 だがふと考えてみると、苦悩は自分の中での制御信号でしょう。例えば仕事がうまくいかない、何か問題がある。脳はそれに対して、何か問題がある、改…

苦悩

今週、ちょっと会社でへこむ出来事があり、それが週末心に引っかかっています。今週、というか、大体毎週へこむようなできごとがあり、週末気に病んでいます。こんな自分が嫌になります。小さいことを気に病むタイプです。 ただ冷静になって自分を観察してい…

不滅の意識―ラマナ・マハルシとの会話

不滅の意識―ラマナ・マハルシとの会話(2004/09)ポール ブラントン、ムナガラ ヴェンカタラミア 他商品詳細を見る ガンガジ、パパジと読んでいくと、やはりその源流であるラマナ・マハルシを読みたくなります。やはり珠玉の言葉で溢れています。繰り返し繰り…

エンライトメント―ただひとつの変革 神秘家・アシュタヴァクラ

エンライトメント―ただひとつの変革 神秘家・アシュタヴァクラ(2003/08)OSHO商品詳細を見る この実験を始めてごらん。あなたは見ている...樹のそばに腰を下ろして、その樹を見つめている。それから徐々に、樹を見つめながら、その樹を見つめている者を観始め…

宇宙の根っこにつながる生き方

宇宙の根っこにつながる生き方―そのしくみを知れば人生が変わる (サンマーク文庫)(2002/01)天外 伺朗商品詳細を見る ソニーでCDやAIBOを開発し、執行役員にまで上り詰めた土井 利忠さんの著書。集合無意識やカルマの法則などを説明し、否定的感情からの脱却…

悟り系で行こう―「私」が終わる時、「世界」が現れる

悟り系で行こう―「私」が終わる時、「世界」が現れる(2011/03)那智 タケシ商品詳細を見る 著者はクリシュナムルティで覚醒したフリーライター。自分の経験を元に悟りについて語ります。 クリシュナムルティの自分を見つめる瞑想の実践を続け、ある日会社で上…

Milton's Secret

Milton's Secret: An Adventure of Discovery Through Then, When, and the Power of Now(2008/11/28)Eckhart Tolle、Robert S. Friedman 他商品詳細を見る Power of NowのEckhart Tolleが、Nowに生きることのエッセンスをわかりやすく記載した絵本。Milton…