記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

現代数学の流れ2

”リーマン予想と20世紀の代数幾何学”という章がすごく良かった。数論と幾何学が結びついていくというのが非常によくわかる。またグロタンディクが代数幾何学の大変革としてやろうとしていたことのモチベーションが数論に適用できる幾何学の建設であったこ…

デカルトの精神と代数幾何

代数幾何の豊富な話題で、副読本として良い本だと思います。代数曲線、複素多様体、モジュラス、3次元多様体など多岐にわたる。代数幾何はなかなかとっつきにくい分野なのでこうした本でイメージを喚起しながら勉強するのが良いかと思います。 私は学生時代…