脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング (角川SSC新書) (2008/11) 加藤 俊徳 商品詳細を見る |
よく言われることですが、脳科学者がいうと説得力ありますね。確かに、最近の若者に多いように日本語がいまいちな人は、いまいちな英語しか話せないでしょうね。日本語でいいたいことがわからない人は(仕事の現場などでよくいますね)、英語になればますますわからないでしょう。「英語力は母国語能力に比例するので、英語も日本語も中途半端ではよくない」といわれますが、まさしくその通りで、あたらしい英単語や英文を習う際には、それに対応する母国語の豊富な理解力が必要です。言語を理解するための脳番地は、英語も日本語も共通の場所にあります。裏を返せば、英語を勉強しなくても、十分に英語力の素地を養うことができるのです。P.134