記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

とことんやれば必ずできる

とことんやれば必ずできる著者 : 原田永幸かんき出版発売日 : 2005-04-23著者はアップルやマクドナルドの社長を歴任した原田永幸さん。強い言葉であふれている本でした。”できない理由は言わない”とか”時には社内をふらふら歩いて地獄耳になるべき”等、実践…

12歳の少年が書いた 量子力学の教科書

12歳の少年が書いた 量子力学の教科書著者 : 近藤龍一ベレ出版発売日 : 2017-07-01 怪しい書名の本だが、ブックオフで安く売っていたので購入。本当に著者が12歳の頃に書いたらしいが、内容がしっかりしていて驚き。入門書と専門書の間の中間レベルの本を…

低次元の幾何からポアンカレ予想へ ~世紀の難問が解決されるまで~ (数学への招待)

低次元の幾何からポアンカレ予想へ ~世紀の難問が解決されるまで~ (数学への招待)著者 : 市原一裕技術評論社発売日 : 2018-01-06ポアンカレ予想を中心に低次元トポロジーの世界が豊富な図と共に明快に解説されている素晴らしい本。とはいえ、3次元多様体の…

わたしの旅に何をする。

わたしの旅に何をする。 (幻冬舎文庫)著者 : 宮田珠己幻冬舎発売日 : 2007-06-01最初は毎行、ギャグ(ボケ?)が入ったような独特な表現が鼻につき読み始めたのを後悔したが、段々と癖になり、著者の別の本も読んでみようと購入してしまった。癖になりますね…

数学する身体

数学する身体著者 : 森田真生新潮社発売日 : 2015-10-19非常に格調高い文章。「日本の田舎の山の中、まるで百姓のような格好で農耕と念仏と数学研究に耽り、国内でもいまだ無名の数学者だった岡の名がにわかに世界へと広まったのだ。」といった表現など岡潔…