記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

本-不動産

「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街

首都圏に長く住んでいるとなんとなく柄の悪い地域、品の良い地域があることに気がつくが、そんなことが詳しくわかる本。 私も一時期、家賃の安さに引かれここに載っている柄のあまりよくない地域に住んでいたが、確かに柄が悪かった。牛丼屋で暴れているおや…

団地の時代

東京郊外で育った政治学者と、西日本から上京した作家が団地を語る。 かつて団地は憧れであり、天皇陛下がひばりが丘団地の視察もした、というのが印象的。今だと団地はあまりイメージが良くないですが、イメージというのは変わるものですね。今はやりのタマ…

「家賃0円・空室有」でも儲かる不動産投資

最近、近所に「かぼちゃの馬車」というテレビでもCMをやっている女性用シェアハウスが続々と建っている。ネットで情報を見て驚いた。普通の一軒家の土地に14部屋。えっこんな土地に14部屋?、と目を疑ってしまった。家賃は3万程度。安い。しかしよく見ると部…

こんな街に家を買ってはいけない

著者は三井不動産等で不動産関係の仕事をしていた方のようである。 最近よくある、不動産の価値は今後暴落していく、といった本。特に郊外の住宅は暴落するだろう、タワマンもスラム化するのでは、といった最近よく聞く主張。そして、麻布や広尾といったブラ…

老朽マンションの奇跡

著者はイギリス関係の著作を多数執筆している出版社経営の方。こういう外国かぶれの方は好きではないのですが、読んでみました。吉祥寺のぼろマンションをイギリス風にリフォームする話がメイン。「ロンドンフラット」と称して著者が自慢げに映っている冒頭…

なにがなんでも中古マンション

こういう人が住まいを探す話はおもしろいですね。特に、こういう中古物件を探す話、好きです。本書は絵も綺麗で楽しめます。 特に最後の家が決まるところ、共感しました。それまでの物件は買おうかどうか迷っていたものが、最後に出てきたものはこれだ、とい…

我輩は施主である

芥川賞作家、赤瀬川原平さんが自宅のニラハウスを作る話。おもしろい。土地探しから東大 藤森教授による家の設計。素敵な丘陵地の土地を探すところも良かった。夢がありますね。眺めの良い丘陵地の家、憧れます。 途中で出てくる藤森教授の講義も良かった。…