記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

超越数とはなにか

ざっと読んだ。というか、最初のうちは真面目に読んでいたのだが、書きっぷりが淡々としすぎていて流し読みになってしまった。ブルーバックスにしては異色の数式が多い本である。 超越数には興味があり時々この手の本を読むのだが、どうも証明がいまいち面白…

アドヴァイタ考

アドヴァイタ系の精神世界本をよく読むが、そのエッセンスは、”誤った自己同一化からの解放”ではないかと思っている。 人は自分の身体や思考を自分だと思ってしまうが、それが誤りで、全ての不幸の元凶である。本当の自分は、それを見ている主体である。そし…

素数が奏でる物語

数論の魅力がわかりやすくコンパクトにまとまっている良い本だった。代数的整数論だけでなく解析数論にも触れられている点がおもしろい。 数論の本でよく紹介されている平方剰余の相互法則。具体例での説明がわかりやすい。 特に、平方和定理が連分数と関連…