シュタイナー入門 (講談社現代新書) (1999/06/18) 西平 直 商品詳細を見る |
- 以下、印象に残った点。
- シュタイナー教育ではエポック授業といって、4週間連続で、算数なら算数など1つのテーマに取り組む。従って1つの強化に関しては期間が空いてしまうため忘れてしまう可能性がある。しかしこの寝かせる期間が重要。これを繰り返すことで知識が自分の物になる。
- 外国語は歌を歌ったり、詩を唱えたり、音から入っていく。
- シュタイナーには幼い頃から霊的な世界が見えていた。
- 神智学協会で活躍していたシュタイナーは、会長アニー・ベサント婦人がクリシュナムルティをキリストの生まれ変わりと宣言したとき、シュタイナーはそれを認めず除名となる。
- 神智学協会はブラバッキー夫人によって設立された。ヘルマン・ヘッセ、ガンジー、エジソンなどの著名人も入会していた。
- シュタイナーはニーチェにも会っている。ただニーチェは発狂後であり、誰がいるのかもよくわからないような状態だった。
- シュタイナーは自分が霊の世界を語ることでどんな目で見られるか、よくわかっていた。本の前書きに、呼んだ人はこんな支離滅裂なことを書くのはどんな愚か者だろう、と思うだろう、と書いていた。
- 人間は7年周期で発達する。死後も含めたライフサイクルを描いていた。