一時期はやった本ですね。著者は高校で哲学を教えていた
ノルウェーの人。
ソクラテスや
プラトンから始まり、
デカルト、
スピノザ、そして
キルケゴール,
マルクス、
フロイトに至るまでの哲学の歴史を、小説の形式を取りながらわかりやすく解説しています。一番最初に入る哲学入門として良書だと思います。特に哲学の起源というか、哲学者の問題意識がどこから発生しているか、と言う点がわかり良いですね。
私は哲学に興味を抱いたのは中学校の頃ですが、当時こんな本があったら良かっただろうなと思います。難しい本しか見つからず、なかなかわからずうんうんうなっていた記憶があります。