記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
(1995/06)
ヨースタイン ゴルデル

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一時期はやった本ですね。著者は高校で哲学を教えていたノルウェーの人。 ソクラテスプラトンから始まり、デカルトスピノザ、そしてキルケゴールマルクスフロイトに至るまでの哲学の歴史を、小説の形式を取りながらわかりやすく解説しています。一番最初に入る哲学入門として良書だと思います。特に哲学の起源というか、哲学者の問題意識がどこから発生しているか、と言う点がわかり良いですね。 私は哲学に興味を抱いたのは中学校の頃ですが、当時こんな本があったら良かっただろうなと思います。難しい本しか見つからず、なかなかわからずうんうんうなっていた記憶があります。