GWの楽しみにとっておいた本。やはり引き込まれて、分厚いがあっという間に読んでしまった。やはり東野圭吾さん、人気があるだけにクオリティー高い。
娘を少年に殺された父親が復讐のために犯人を追う話。未成年犯罪と絡む重いテーマだが、追いかけていく過程がスリリング。そしてフィナーレは映像が目に浮かぶようなシーン。映画に向きそうだな、と思いましたが、やはり映画化されてるんですね。主演は寺尾聡さん。主人公の私のイメージとちょっと違いましたが、適役でしょうね。
ただ、実際に娘がいるお父さんにはお勧めできません。痛すぎて読めないかも。主人公以外にも、父と娘、が出てきて、父と娘、というのも1つのテーマです。