記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

さまよう刃

GWの楽しみにとっておいた本。やはり引き込まれて、分厚いがあっという間に読んでしまった。やはり東野圭吾さん、人気があるだけにクオリティー高い。

 

娘を少年に殺された父親が復讐のために犯人を追う話。未成年犯罪と絡む重いテーマだが、追いかけていく過程がスリリング。そしてフィナーレは映像が目に浮かぶようなシーン。映画に向きそうだな、と思いましたが、やはり映画化されてるんですね。主演は寺尾聡さん。主人公の私のイメージとちょっと違いましたが、適役でしょうね。

 

ただ、実際に娘がいるお父さんにはお勧めできません。痛すぎて読めないかも。主人公以外にも、父と娘、が出てきて、父と娘、というのも1つのテーマです。