記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

尾崎裕哉

この前のTV「音楽の日」以来、尾崎豊さんの息子、尾崎裕哉さんが話題ですね。尾崎豊のファンだった私も気になるところです。 確かにお父さんと声が似てますね。あと、お父さんは酒やたばこのせいか、ややしゃがれた声でしたが、裕哉さんのほうが透き通っていていい声ですね。尾崎豊が嫌いな家の妻も、裕哉さんの歌はいい、としきりにいってました。 尾崎豊、というと、青春の頃の気持ちをうたった代表的な歌手という気がします。なんともいえず、若いころの行き場のない気持ちをうまく歌に表現した天才歌手、という感じですね。あと、何とも言えず、ルックスが美しい。こういう人ほかにいないですよね。もうすっかり尾崎豊、なんて念頭になかったのですが、裕哉さんをテレビで見てからまたYouTubeなどで見始めました。 尾崎豊は名曲ばかりですが、その中で特に私が好きなのは「坂の下に見えたあの街に 」。マイナーな曲ですね。テーマは家を出ていく息子、でしょうか。私も若いころ実家を出ましたが、その時の気分とものすごくシンクロして大好きな曲でした。尾崎豊というと、「I love you」や「卒業」、「シェリー」が有名ですが、こういう地味な曲でも珠玉の曲が多々ありますね。 今、久しぶりに聞くと、おもいしろいことに、自分の観点が父親側になっていました。いつかこうやって息子が家を出ていくのかな、と思うとなんとも目頭が熱くなりました。また、自分の息子もこういう熱い、美しい目を持った青年に育ってほしい、と思いました。