ジョディ・フォスターが好きです。昔の
ジョディ・フォスターの作品が見たくなりDVDを購入しました。1988年の作品。
野球選手が年上の従姉妹(
ジョディ・フォスター)と過ごした青春時代を回想します。従姉妹が突然自殺をしてしまい野球選手は、彼女の遺灰を葬って欲しい、との遺言を受けます。彼はその遺骨を葬る場所を探すために思い出の地をたどりながら回想にふけります。
地味な映画ですが、見た後少しせつなく心に残ります。のんびり飲みながら何度も見てみたい映画です。
やはり
ジョディ・フォスターは魅力的ですね。
知らない英語表現を少々調べてみました。
主人公のビリーとジョディーフォスターが海岸を歩きながら会話するシーン。好きなシーンです。
We're gonna elope and move to Europe.
elope ...駆け落ちする
we're gonna go to Pamplona and run with the bulls.
bulls ... 雄牛
パンプローナはスペインの都市で、
牛追い祭り、という人と牛が走るようなお祭りで有名だそうです。
映画では、「
パンプローナでは闘牛を見るわ」などと訳されていましたが、違うのでは?
run with the bullsは正に
牛追い祭りを思い浮かべます。だって闘牛を見に行って観客は牛と走らないだろう...
牛追い祭りは
ヘミングウェイの『
日はまた昇る』で世界中に有名になったとのこと。知りませんでした...。
アメリカ人には常識なんでしょうね。ちょっとした英語表現でも基礎知識がないとよくわからないこと、ありますね。この表現がわからないことで
ヘミングウェイを読んでないことがばれてしまいます。
ヘミングウェイは
老人と海しか読んだことありません。
そういえば私の昔の上司で、イギリスを始め海外生活20年以上のバリバリ海外営業、英語ペラペラの上司がいましたが、それでもパー
ティーは苦手だと言っていました。何故ならそういった席で、政治や宗教の話になるとバックグラウンドの知識が足りなくてついていけないと。英語を学ぶためには、単語や表現を学ぶだけでなく、
英語圏の文化も学ぶ必要があるのでしょう。例えば私は洋楽や洋画、海外ドラマなどが好きですが、そんな感じで
英米文学とか
キリスト教など欧米文化自体にも興味があると良いのでしょうね。
参考
牛追い祭り
Hang out at the Left Bank and talk about existentialism and revolution
字幕では「左岸のカフェで
実存主義とか革命について語るのよ」、と訳されていました。
hang outはぶらぶらする。existentialismは
実存主義。
映画に
実存主義、という単語が出てきて驚きです。でも昔は流行っていたようなので、日常会話にもこうした哲学用語が出てきたんでしょうね。
Left Bankは
セーヌ川の左岸のことをいっているのでしょうか?
Googleでleft bankと入れると次にparisと出てくるので、よく言われる表現なのでしょう。パリにLeft Bankという名前のホテルやレストランもあるようです。私はパリは全く知らないので違うかもしれません。
Way to go
「よくやった」という表現。ビリーが童貞をなくしたことを告白した後に
ジョディ・フォスターが言ったセリフ。こうした口語表現がわからないんだよなあ。