元ヤンキーでホストの大和がホストを辞め宅配ドライバーとして奮闘。そして突然現れた息子との交流を描くハートフルな物語。著者の坂本さんは”ひきこもり探偵シリーズ”が有名な、プロフィールを公開していない方のようです。
軽い文体で最初はなんだかなあと思いましたが、テンポがよく最後まであっという間でした。この本の一番のテーマは父と息子だと思いますが、大和が息子をおんぶして歩くシーン、そして、”間に合わなくても、せめて一回くらいおんぶさせろよ”、と思うところ、電車の中で読んでましたが目頭が熱くなってしまい困りました。特に息子のいるお父さんがぐっとくる本だと思います。私も息子がいるので、こうした”父と息子”ものに弱いです。
反町君あたりが大和役でドラマ化でもしそうな映像っぽい作品だな、と思いましたが、
EXILEの
AKIRAが大和役で既に映画化しているようですね。