書店でこの本の日本語版、”ちいさなあなたへ”を読んですごく良かったので、原書を読んでみたくなり注文しました。いいです。お母さんが徐々に成長する生まれた娘に語りかける。それが素晴らしい。絵も可愛い。
私が好きなフレーズ。
One day the first snowflakes fell,and I held you up and watched them melt on yor baby skin.
ある日、最初の雪の、私はあなたを持ち上げ、あなたの皮膚で雪が解けるのを見た、といったところでしょうか。うちの長男が生まれて病院から初めて自宅に来るとき、ちょうど雪が降っていました。そんな初めて彼を自宅に迎える特別な日を思い出しました。
One day we crossed the street and held my hand tight.
ある日、私たちは通りを渡るとき、あなたは私の手をしっかり握っていました、といったところでしょうか。こういう思いでは忘れられないものです。私も子供と手をつないであちこち出かけていた日々を決して忘れないでしょう。
Someday you will look at this house and wonder how something that feels so big can look so small.
いつか、あなたはこの家を見て、以前は大きく見えていたものがなんて小さく見えるのか、と思うことでしょう、といったところでしょうか。私も、子供の頃は実家が大きく見えましたが、大きくなってからは小さく感じられたことを思い出しました。うちの子も同じように感じるのでしょう。
Someday, a long time from now,your own hair will glow silver in the sun.And when that day comes,love,you will remember me.いつか、あなたの髪が白くなる頃、あなたはわたしを思い出すでしょう、といったところでしょうか。泣けるところです。
本書は子供が女の子ですが、同じ著者の男の子のものもあります。こちらはSomedayほどではないですが、なかなか良いです。小さな男の子の夢に満ちた日々。Somedayほど読んでいて泣けるところはありませんが、息子が大きくなったときにこれを読み返すと、小さな頃を思い出して泣けそうな気がします。