記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

10才からはじめるプログラミング図鑑:たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門

長男(小4)にプログラミングを覚えさせたくて購入。Scratchと今はやりのPythonが載っているというちょっと珍しい本。良い本でした。

まずはスクラッチ。もともとスクラッチはある程度知っているので、楽しんでゲームを入力。ただところどころわかりにくいところがあり、ヘルプが必要だった。子供が一人で読むのはちょっと難しいかも。

はまりどころとして、子供が動かない、といって悩んでいたので見てみると、数字を全角で入力していた。こういうのはまりどころですね...。欧米の人にはこういう悩みないのでしょうが、日本語でプログラムを覚えるときのはまりポイントの一つでしょうか。でも息子は一応全角/半角は理解しているので、説明すると納得。

クラッチをやった後はこの本しばらく放置されてましたが、私が試しにPythonのプログラムを入力して遊んでいると、息子も興味を持ったようで入力を始めました。ヘルプが必要でしたが、それでもプログラムを入力して動かすのは楽しいみたいで、かなり夢中になってました。プログラムを入力すると、大体タイプミスなどがあって動かない。エラーから原因を探して、直して動かす、いわゆるデバッグですが、これも二人でやるとなかなか楽しい過程でした。息子はPythonを、「スクラッチよりかっこいい。友達に見せたい。」といってました。こういうのあるんですね。私も中学生くらいのときにはじめてコンピュータに触れたとき、BASICのプログラムを入力して、動かない、といって悪戦苦闘していたころを思い出しました。30年以上前の話なので、当時からはいろんなことが大きく変化してますが、プログラミングでやっていることはあまり変わらないな、というのが不思議でした。

それにしても、Python、私も初めて触ったのですが、なかなか楽しいです。Javaなどと比べると簡単な記述でおもしろいプログラムが作れる印象です。AIに向いているとして注目されている言語ですが、初心者の入門用言語としても良いという印象を受けました。