こういう人が住まいを探す話はおもしろいですね。特に、こういう中古物件を探す話、好きです。本書は絵も綺麗で楽しめます。
特に最後の家が決まるところ、共感しました。それまでの物件は買おうかどうか迷っていたものが、最後に出てきたものはこれだ、という感じで迷いなく決まる。私も中古住宅を購入しましたが、そんな感じでした。これだ、というものが出てきたら迷いはないですね。あれこれ迷っているときは、まだ、これだ、という物件に出会ってないのだと思います。
しかしここで出てくる不動産屋はひどい。いい加減な不動産屋もいるものですね。