なんとも楽しい本だった。
放送作家の父とTV局勤務の母、男の子二人の家族。長男の受験を父が楽しみながらサポートするお話。
三田誠広さんのパパは塾長さんと似てますね。初版は2000年刊行。情報は古いかもしれませんが、いろいろな中学や塾の名前が出てくるので、東京の受験事情に疎い私には参考になりました。
三田誠広さんの本と共通しているのは、中学受験をネガティブに捉えず高く評価し、楽しんでいること。受験問題の具体例を引用しそのおもしろさを述べています。確かにいい問題がありますね。おもしろいです。そして
三田誠広さんの問題に(確か)なかった要素として、父が試験問題と過去問の傾向と最近の時事問題や新刊本などからヤマをはり予想問題をつくってやること。ここまでできればすごいですね。この推理をしている父も楽しそうです。私も息子と一緒に受験を楽しんでいきたいと思いました。自分も勉強をやり直すつもりで、中学~大学受験までサポートしていきたいところです。