記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

家庭学習

現在、都立中1年の長男が小学校低学年のとき、家庭学習としては主にこれをやらせていた。私が休みの土日のみ、20-30分くらいの非常にのんびりペースで...

 

 

長男は本が好きで、国語は大丈夫かと思っていたので、主に算数を教えていた。この問題集は良問が多くて私も楽しかった。ただ時々難しい問題もあり、息子も苦労していたようだ。少しづつしかやらなかったので、一冊終わるのに1年半くらいかかっていた記憶がある...。しかし、こうした地道な努力が中学受検合格に繋がっていると思う。

 

そして現在、小2の次男。兄弟でもタイプが全く違うのはおもしろい。算数が得意で大好きだが、本を全く読まない。国語が心配なので、これをやらせている。これもなかなか良問が多く楽しい。

 

昨日はある図形の中に含まれる三角形の数を数える問題をやった。子どもはふつうあまり考えずにやみくもに数えるので数が足りない。そうしたやり方ではだめで、漏れなく数えるための方法をまず考えて、それにしたがって数えていくことを説明。こうした漏れなく数える数え方、ビジネスマンでも重要なロジカルシンキングの基本、MECEである。単に答えをだせるだけでなく、考え方を子供に教えていくというのが重要だと思う。そしてこれは算数だけでなく、ビジネスマンになっても必要な能力である。よく算数や数学ってなんの役にたつの、という声も聴くが、長らくビジネスの世界にいる私からして論理的な思考能力を身につける上で算数や数学は非常に有効なものであると思っている。こういうのは算数や数学を単なる計算だと思っている人には理解できないだろう。

こうしたよさげな問題集を本屋で探して家で子供とやるのはなかなか楽しい。

 

昔こんな本を読んで、私も子供と一緒に楽しく中学受験に取り組みたいと思った。都立の入試問題は良問が多く、子どもがわからない時に一緒になって解くのは楽しく、良い思い出だ。もっとも合格していなかったら嫌な思い出になっていたろうが...。次男とも一緒に楽しくチャレンジしていきたいものだ。