記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

死病を生に転換した異僧盤珪

死病を生に転換した異僧盤珪死病を生に転換した異僧盤珪
(2005/12)
おおい みつる

商品詳細を見る
親が、生みつけてくれたは、仏心ひとつでござる。その仏心は、まこと不生にして、霊妙なるもので、これのみにて、人間いっさいが整いまする。 盤珪禅師の本が読みたくなり読みました。盤珪禅師のことばには昔から心惹かれるものがありました。何故か少年時代から仏教に興味があり、特に禅に惹かれていましたが、特に好きなのは盤珪さん、一休さんでした。 江戸時代の禅僧、盤珪は、”不生でいっさいが整う”、と悟りを開いて、そのシンプルな教えを説いて指示を得た人です。このシンプルさが魅力です。 日本には素晴らしいお坊さんがたくさんいますね。素晴らしい国だと思います。最近でも悟りを開いているお坊さんがいらっしゃるそうです。 仏教には素晴らしい一面があるのに、ほとんどの人の仏教のイメージは葬式であるのは残念ですね。まあここがお坊さんの収入源、経済的基盤であれば仕方ないのでしょうけどね。恐らく欧米の人のほうが、仏教の良い面を理解している人が多いと思います。