記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

闇金ウシジマくん(21)

時々読むウシジマくん。残酷な描写も多く全般的に好きなわけではないが、時々ぐっとくるシーンがある。この21巻良かった。浮気を重ねた男の話だが、妻にたいして、”家族のために子供の為に自分の時間を捧げてきたんだ、なんでもっと早く気が付かなかったんだろう、白髪の一本一本が愛おしい...”と後悔するシーンがジーンときた。
男は種をたくさんばらまきたいという本能があり基本的に浮気性だと思う。長年連れ添っている女性とは親愛度は高まることはあっても性的魅力はなぜか薄れていく。そんな中、外の新鮮な女性と付き合いたくなるのは男のDNA, 体に刻まれた本能だろう。そんな中、このような漫画、セリフを見ると家庭を必死で守っている妻がとても愛おしくなる。"白髪の一本一本が愛おしい"というのがいい。