記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

志学数学

 

これらによって数学は「印刷された本に書かれたもの」から「自分の頭の中に生命をもって成長していくもの」に少しづつなっていくはずです
 

数学の勉強の仕方から研究の方法、発表にいたるガイド。後半は私には直接関係ないが数学の勉強の仕方は参考になり良かった。特に”本を伏せての勉強が大切”というのが良かった。数学書を読んだ後に本を伏せどれだけ頭に入っているか、紙と鉛筆を持って書き出す。こうすることで少しづつ本を離れて自分の頭の中に数学が育っていくとのこと。なるほど。これは私のこれまでの数学の勉強で足りなかったところだと思う。優秀な数学者は概して数学が自分の頭に入っていると思う。ノートも何も見ないで講義をする数学者もいる。

これは数学に限らず何かを学ぶときに共通して使える方法だと思う。また最近よく言われる、勉強においてはインプットよりアウトプットが大事ということにも通じる。