記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

春の主役 桜

春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)
(2006/03)
ゆのき ようこ

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子供用の絵本でもいろいろと学ぶことがあります。子供と一緒に学んでいきたいものです。桜一つでもいろいろ深いんですね。
  1. ソメイヨシノエドヒガンとオオシマザクラの雑種。江戸時代に生まれた。葉が出る前に花が咲くところはエゾヒガシ似。華やかな大きな花はオオシマザクラ似。
  2. サクランボはセイヨウミザクラという木になる実。桜にとても近い種類。
  3. 今ではお花見と言えばソメイヨシノだが、昔は花見といえばヤマザクラだった。ヤマザクラはヨメイヨシノより少し遅れて咲く。また花がさくのと同時に葉が出る。
  4. 桜の名所、奈良の吉野山にはたくさんのヤマザクラがある。一斉に咲くヨメイヨシノと違い、ヤマザクラではいっせいには咲かない。
  5. エドヒガンは1000年を超える大木が各地にある。岐阜県の尾根谷にある「淡墨桜(うすずみざくら)」は樹齢1500年と言われている。
  6. シダレザクラエドヒガンの突然変異から生まれた。
花と葉、どちらが先に出るか、というのが1つの特徴になるんですね。 我が家の庭にも桜があります。勝手にヤマザクラかと思っていましたが、花が3月下旬に咲くのでヤマザクラではないのですね。花が葉より先に出るのでエドヒガン系ですね。というか、エドヒガンは彼岸頃花が咲くとのことで早咲きなので、エドヒガンか? 春到来 近所の家に見事なシダレザクラがあります。今、満開で、通勤途中にこれを見るのがとても楽しみです。