記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

ぼくには数字が風景に見える

ぼくには数字が風景に見えるぼくには数字が風景に見える
(2007/06/13)
ダニエル・タメット

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魅力的なタイトルに惹かれて読みました。 著者は知的障害がある一方特定の分野で天才的な能力を発揮することがあるいわゆるサヴァン症候群モーツァルトなどもそうだったんじゃないかと言われてますね。著者の場合は計算や記憶の天才で、円周率の記憶でヨーロッパ記録を樹立します。 こうしたサヴァン症候群の方たちがどうやって計算しているのかの秘密が知りたくて読んでいましたが、わかりません。著者の場合は、数字に形や色を感じる共感覚というのがあるのですが、例えば掛け算の場合はふたつの形が見え、その形が変化して第三の形が見えるそうです。どうやったらそんなことが起こるのでしょう。不思議です。彼らは驚異的な記憶力を持っていることが多いので、計算結果を暗記しているのでしょうか?よくわかりません。