魅力的なタイトルに惹かれて読みました。
著者は知的障害がある一方特定の分野で天才的な能力を発揮することがあるいわゆる
サヴァン症候群。
モーツァルトなどもそうだったんじゃないかと言われてますね。著者の場合は計算や記憶の天才で、円周率の記憶でヨーロッパ記録を樹立します。
こうした
サヴァン症候群の方たちがどうやって計算しているのかの秘密が知りたくて読んでいましたが、わかりません。著者の場合は、数字に形や色を感じる
共感覚というのがあるのですが、例えば掛け算の場合はふたつの形が見え、その形が変化して第三の形が見えるそうです。どうやったらそんなことが起こるのでしょう。不思議です。彼らは驚異的な記憶力を持っていることが多いので、計算結果を暗記しているのでしょうか?よくわかりません。