記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

昔の思い出

時々、昔の思い出で頭が一杯になることがあります。今週、そんな日がありました。 きっかけは夜食べたマーボー丼。味は今一。そういえば、大学の頃、近所の少々小汚いラーメン屋のマーボー丼、ぴりりとしてておいしかったなあ。あの笑顔がさわやかなおじさん、元気かな。また顔見てみたいな。 こうなると気持ちが大学時代へトリップします。蘇るのは大体大学時代。地味な貧乏学生で、明るく楽しい毎日だったわけではありませんが、一番自分の人生で解放された、貴重な時期だったのでしょう。悩みも多かったですが。 そんな時思い出すのは当時憧れていた笑顔が素敵な人。何もありませんでしたが。奥手な私は何もできませんでした。それだけに何故か心に残っています。時々頭の中に訪れて、少し切ない気持ちになります。 そんな気持ちで帰宅すると、”おかえり!”と妻と子供が笑顔で迎えてくれました。今日は機嫌がいいみたい。2人のパワーで少しセンチメンタルな気持ちは吹っ飛んでいってしまいました。結婚して良かったと思いました。独りだったらいつまでもこの気持ちに縛られていたかもしれません。