記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

知能を伸ばす―子どもの可能性を育てる知能教育

知能を伸ばす―子どもの可能性を育てる知能教育知能を伸ばす―子どもの可能性を育てる知能教育
(1995/07)
園田 達彦

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聖徳学園理事、園田達彦さん監修の知育本。聖徳学園って名前をよく耳にしますが、武蔵野市にある知育教育などで有名な学校ですね。印象に残った点。
  1. 知能の発達という面から考えると、机上での勉強より将棋・オセロ等のゲームや工作的な、一見遊び的なことに熱中っせておいた方がはるかに効果がある。ドリルワーク的な学習は認知と記憶が中心だが、ゲームや工作だと拡散思考や集中思考、評価力等の創造的思考の開発に効果を発揮する。P.57
  2. 知能教材になるものは家庭内にたくさんある。積み木、ピクチャーパズル、ジグソーパズル、折り紙、ゲーム(トランプ、オセロ、五目並べ、将棋など)、しりとり、なぞなぞ、紙工作など。幼児期には本の読み聞かせは欠かせない。高知能児の8割は、1、2歳の頃から母親からこまめに本を読んでもらいながら育った子供である。P.86
  3. 例えば子供が3+5=8、を学校で習ってきたら、8になるたしざんは他に何があるかな?、という課題を与えるのも良い。P.175
なるほど、ゲームは知育に良いんですね。この点、納得できます。自分でいうのもなんですが自分を振り返ってみると、私はろくに塾などにも行かず割と偏差値の高い大学にあまり苦労せず入れましたが、子供の頃は勉強なぞ全くしないで習い事もあまりせず、落ちこぼれでした。しかしながら兄弟とのトランプや祖父との将棋などに日々夢中になっていました。こうした自由な家庭の雰囲気が良かったのかと思います。 最近息子(4歳)と時々トランプやオセロなどをしていますが、これからもしてやろうと思います。もう少し大きくなったら将棋もしたいところです。