記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

入江泰吉・万葉花さんぽ

入江泰吉・万葉花さんぽ (小学館文庫)入江泰吉・万葉花さんぽ (小学館文庫)
(2003/04)
中西 進、入江 泰吉 他

商品詳細を見る
写真家の入江 泰吉さんと、国文学者の中西 進のコラボによる素敵な本でした。 ちさの花 咲ける盛りに はしきよし その妻の子と  朝夕(あさよひ)に 笑(え)みみ笑まずも ... 大伴家持 P.96 ちさの花とはえごの木の花のことだそうです。この表紙の写真の花ですね。”えごの花が美しく咲く真っ盛りの頃に、あぁ、愛しい奥さんと朝に夕に時には微笑み、時には真面目な顔で”といった意味らしい。 息子はエゴノ木の実が大好きなので、エゴの木はよく知っています。昔から日本人に愛されてきた木なんですね。そのうち息子にこの歌も教えてやろう。