写真家の入江 泰吉さんと、国文学者の中西 進のコラボによる素敵な本でした。
ちさの花 咲ける盛りに はしきよし その妻の子と 朝夕(あさよひ)に 笑(え)みみ笑まずも ... 大伴家持
P.96
ちさの花と
はえごの木の花のことだそうです。この表紙の写真の花ですね。”えごの花が美しく咲く真っ盛りの頃に、あぁ、愛しい奥さんと朝に夕に時には微笑み、時には真面目な顔で”といった意味らしい。
息子はエゴノ木の実が大好きなので、エゴの木はよく知っています。昔から日本人に愛されてきた木なんですね。そのうち息子にこの歌も教えてやろう。