- 過去にも未来にもとらわれない生き方(ステファン・ボディアン) 精神世界、特にアドヴァイタ系に興味がある人には痒いところに手が届くようなガイドブック。
- 覚醒の炎(パパジ) 珠玉の言葉で溢れたパパジの講話。考えれば考えるほど、求めれば求めるほど遠ざかると繰り返し語る強い言葉で、外に向かう心が収まっていきます。
- ただそれだけ(セイラー・ボブ・アダムソン) 待望のセイラー・ボブ・アダムソン、初の和書。小さな本ですが、シンプルだが珠玉のことばで溢れています。
- 無境界(ケン・ウィルバー) 明快にアドヴァイタやクリシュナムルティの世界を解説した本。ウィルバーの知性がほとばしっています。ファンが多い本です。
- 奇跡の脳(ジル・ボルト テイラー) 科学的な脳の世界と精神世界の架け橋のような良書。
- 進化しすぎた脳(池谷 裕二) 議論が軽快、明快で気持ち良い本でした。著者の切れ味の良さが伝わってきます。
- 植物のこころ(塚谷 裕一) 植物に対する疑問を平易かつ詳しい説明で解説してくれる良書。こんな本を若い頃に読んだら、植物学を専攻していたかもしれません。塚谷さんのファンになりました。
- 天才ガロアの発想力(小島 寛之) ガロア理論を難しすぎず、かつ簡略化しすぎずに、ほどよい加減でその心を解説してくれる良書。このくらいのレベルの本が欲しかった。この手の数学の本がいろんな分野で増えることを期待します。著者が専門の数学者じゃないところがいいんでしょう。
- アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話 珠玉の言葉で溢れている本。いっぺんに読んでも消化しきれないので、バイブルのように少しずつ読んでます。
- 文科系のためのDNA入門(武村 政春) うまい例えでDNAを初歩的に解説してある良書。初心者向けとは言いながら詳しい内容もあり満足できます。著者の優しい人柄が伝わってきます。こういう人とお話しすると楽しいんだろうな、と思える本でした。
2011年読んで良かった本
私の2011年読んで良かった本、ベスト10。こうしてみると、2011年の私の主な興味はアドヴァイタ系の精神世界と脳、生物にありました。