「女たちのジハード」がおもしろかったので続けて読んだ篠田さんの本。リアリティがなさすぎて全然おもしろくありません。信託銀行に勤める東大卒のエリート美女と年収二百万の翻訳家が出会ってすぐに結婚。33歳で年10回以上海外出張するエリート美女の年収は800万(33で800万って、エリートなのに少ないんじゃないの?)。翻訳家はグァムでセスナの免許を取得。知り合いの社長にセスナを借りてデートに誘う。全くリアリティがありません...序盤で嫌になってしまいました。
「女たちのジハード」も後半からリアリテイがなくなってはいきますが、でもそれなりに現実感はありおもしろかったです。これは何か薄っぺら過ぎる。「女たちのジハード」は1997年の作品。これは2000年の作品。退化しているのでしょうか?