記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学

刺激的な本だった。とにかく糖質を制限すれば、肥満もなくなり睡眠も快適になり良いとこ尽くしだ、ということを繰り返し主張。糖質制限ダイエットは危険といった声もどこまで信用してよいのか不明だが、自分の中ではこれまで主食は必須という思いがあり必ず主食を食べるようにしていたが、その前提に疑いを投げかけても良いのかも、という思いを持った。

本書を読んで、時々おかずが多いときはご飯を抜いたり少なくするということを試しにしている。すると確かに著者のいうとおり何だか調子が良い気がする。眠りの質も良いしお腹の脂肪がすくなくなっている気がする。

本書ではこの糖質制限の話以外にも、なぜ牛は草だけ食べてあんなに大きくなれるのか、なぜ本来は肉食のパンダが竹を食べて生きていけるようになったか等興味深い話が多く良い本だった。