記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

フラフラのすすめ

15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ
(2009/07/17)
益川 敏英

商品詳細を見る
93ページのあっというまに読める本。益川宣誓の中学生へのメッセージは、あまり早くから目標を決めてしまわず、フラフラと、其の時々で一番興味のあることに全力でやっていけ、といったところだろうか。スティーブ・ジョブズが伝説のスピーチで言っていたことと似ている。 これを見て思うのは、子供にとってやはり親や先生の存在が大事だということ。益川先生にとっても科学への興味のきっかけとして、父親が銭湯の行き帰りに語る科学話があったとのこと。父親は商人だが、科学大好き人間。こういうのが大事なんでしょうね。親が好きなものに子供は興味を持つのでしょう。 あと、学生時代益川先生が強い憧れをもった人はガロアであったとのこと。やはりガロアは人気ありますね。私も大好きです。