記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

コホモロジー


コホモロジーコホモロジー
(2002/07)
安藤 哲哉

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良い本だった。現代数学で基本的な道具となるコホモロジーの解説。千葉大学で開催された公開講座がもとにしたとのことで、細かい証明は省いてコホモロジーの概説をわかりやすく述べている。話題はド・ラーム・コホモロジー、層係数コホモロジー、エタール・コホモロジー、佐藤超関数、D-加群と多岐に渡る。こうした本を大学のときに読みたかった、と思う。