記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

宇宙の不思議がわかる事典

最近長男が宇宙に興味を持ち始めました。彼は記号やシンボルのようなものが好きなので、きっかけは星座のマークのようですが。 早速こんな本を読んでみました。各ページ、宇宙に対する疑問と答え、という構成で、大人が読んでもおもしろいです。私はあまり天文は勉強してこなかったので、子供と一緒に勉強するのが楽しいです。
宇宙の不思議がわかる事典宇宙の不思議がわかる事典
(2011/10/04)
縣 秀彦

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彼はビッグバンとブラックホールに興味を持ったようです。どの程度理解しているか不明ですが。 そしてこんな本も読んでみました。
第1巻 太陽を探る -太陽の動きとすがた・日食-: 学校の理科から最新の話題まで! (星と宇宙がわかる本)第1巻 太陽を探る -太陽の動きとすがた・日食-: 学校の理科から最新の話題まで! (星と宇宙がわかる本)
(2012/02/03)
縣 秀彦

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都会に住んでいるとなかなか星は見えにくかったりしますが、一番身近な天体はやはりこの太陽ですね。 この本でおもしろいのは、”CD分光器で太陽の光を分けてみよう”のところ。紙とCDで分光器を作ります。適当にやってみましたが、それらしきものはできました。ただ、わざわざ作らなくても、CDだけでも虹のような色は見えますので楽しめますね。 太陽の光は透明に見えますが、実はこんな鮮やかな7色でできているなんて不思議だと思います。ただ彼には伝わったかどうか...でもそのうち興味を持てば、はまってくれそうです。こういうところから光ってなんだ?→電磁波の一種だ→電磁波って何だ?どうやって発生するんだ?と、何故何故と興味を持ち始めれば物理のおもしろいところへたどりついてくれそうです。私は高校か大学が忘れましたが、物理の授業でマクスウェルの方程式を解いて電磁波が導き出されるのを知り、結構感動した記憶があります。 本書ではスペクトルの吸収線(フラウンホーファー線)の解説も載っています。CD分光器ではここまで観察できませんが、光のスペクトルを観測することで太陽の元素成分がわかる、など非常におもしろい話題だと思います。 我が家では夜寝る前に、こういう本を読んであれこれ教えています。すると子供は非常に興味を持ちます。幼児でも非常に科学や社会のことに興味を持っていることがわかります。こういうのって幼稚園では教えないんだよな。幼稚園児は歌ったり踊ったり工作したりしてれば良い、というのはちょっと違うんじゃないのか、という気がしています。まあ家で親が教えてやればいいんでしょうね。