記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

図解雑学 ビッグバン

図解雑学 ビッグバン (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)図解雑学 ビッグバン (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)
(1999/09)
前田 恵一

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このシリーズ、コンパクトにまとまっていて好きです。この本もちょっと古いですが、宇宙論、ビッグバン、相対論などの話がわかりやすく紹介されています。 ビッグバン、誰もが一度は興味を持つ宇宙の始まり。誰もが興味を持つのは、ビッグバンというよりは、何故ビッグバンが起こった、ビッグバン以前は?といったところでしょう。本書では結局、”無という状態で、現れたり消えたりしている仮想的なミクロ宇宙が、ある確率でエネルギーの壁を通り抜けて実際に誕生する”という、”無からトンネル効果によって生まれた”、というビレンキンらの”量子宇宙論”やホーキングらによる、”宇宙の始まりには始まりという時空のないという”無境界境界仮説”などを紹介して締めています。まあよくわからないです。ビッグバンは確実なものとして科学的調査が進んでいるが、それ以前のことは確実なことはわかっていない、といったところでしょうか。興味深いです。