2006年と古い本だが、
Oracle DBの基本動作がわかりやすく図解されています。著者は
Oracle社の
コンサルタント。
Oracle DBの理解に良い本です。
メモ。
- OSにはバッファキャッシュがある。従って同じデータでも二度目に読み込むと早くなることがある。
- OracleではSQLの文字列をハッシュ関数に渡し、ハッシュ値をSQLのIDとする。検索条件が異なってもバインド変数を使えば同じSQLとして解釈され解析の時間が減り高速化される。
- Oracleは分離性に関してデフォルトではREAD COMMITED。これは他のセッションのコミット済みのデータが読める。しかしCOMMIT前のデータが読めてはいけないため、必要な時はUNDOを使用してデータをメモリ上で再現している。