記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

性別が、ない! 3

性別が、ない! 3 (ぶんか社コミックス)性別が、ない! 3 (ぶんか社コミックス)
(2006/12/20)
新井 祥

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このシリーズ、おもしろいですね。 新井 祥さんは半陰陽で、時期により男性ホルモンが多い状態、女性ホルモンが多い状態、があり、男性より女性より、になるそうです。本当の意味で男女の違いがわかる希少な人なんでしょうね。 例えばP.38の見えている世界、印象的です。男の状態と女の状態、世界が違って見えるそうです。 女の世界:やわらかく優しい空間に、さげすんでくる存在がちらほらいる感じ。 男の世界:荒野にオアシス。 女の姿だと絶対的に世間の対応がソフト。男だとやれて当然、優しくしてくれるとオアシスのようにしみわたる。 女になると男の本音が見えなくなり、男になると女の本当の姿が見えなくなる。 おもしろいですね。正にそうなんでしょう。男にとって世間は厳しく、常に緊張感がありますが、女性だとそうでもないのかもしれないですね。 また、私は男なので、男の嫌な面などが良く見えますが、女性の嫌な面が見えにくく、女性に幻想を持ちやすいです。女性、というだけで素敵な存在に思えます。本当は嫌な面がいろいろあるんでしょうが。これが女性だと逆なんでしょうね。