記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

イット

トミー・リー・ウォレス
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2010-04-21

昔TVで見て、とても良かったのでまた見たくなり、DVDで注文。スティーブン・キング原作。
デリーで過ごす少年・少女が30年に一度現れるピエロの怪物と遭遇し戦う話。こういうStand by me的な少年もの、大好きです。少年達が放課後に野原で集う。アメリカ映画で良く出てくるシーンですね。 そっか、そういえばスタンド・バイ・ミーって、スティーブン・キング原作か。雰囲気が似てるのあたり前ですね。今気が付きました。あと、これ舞台がデリーだったんですね。 ピエロのpenny wiseが怖いです。penny wiseが出てくるところの映像や音楽がうまいです。やはり傑作です。何度見てもおもしろい。 単なるホラーではなく、怪物という共通の敵に対し、いじめられっこの少年・少女達が結束を固め強くなって、怪物やいじめっ子に対し反撃していきます。いいです。彼らはloser's clubといじめっ子から呼ばれますが、逆に彼らは自分達を誇りを持ってloser's clubと呼びます。 好きなシーンです。 ・少年達は徐々に絆を深め、野原に集まるようになります。そこへいじめられっこに追いかけられた黒人少年がやって来る。少年達は黒人少年(Mike)をかばい、いじめられっこ達と石投げ合戦が始まる。不良少年が投げた石が少女(Beverly)にあたる。それを見た、少女に恋する太っちょの少年 Benは、不良少年にタックル。いままでいじめられてきた不良少年と戦い勝つ。じーんときます。こうして彼ら(loser's club)は結束を高め、ITとの戦いに挑んでいく。不良少年との戦いの後の彼らのやり取りがいいです。

Mike- Thanks. Loser's Club- Anytime. Mike- Who are you guys anyway? Loser's Club- We're sort of a club. Loser's Club- Yeah,the loser's club. Loser's Club- You want in? Mike- Yeah, I do. Loser's Club- We are seven now. Loser's Club- Lucky seven.

その後、彼らは記念写真を撮ります。これが良い。 ・少年達が昔(1700年頃)の街が描かれた絵を見ていると、そこにPenny Wiseが描かれていることに気が付きます。 絵には、Pennywise the Clownと描かれている。奴は1700年代から生きている!そうしていると絵が動き出し、Penny Wiseが登場。うまいです。Clownという単語知りませんでしたが、ピエロのことみたいですね。 少年時代の前編と、大人の後編に分かれていますが、おもしろいのは前編です。後編はうーん。Penny Wiseは風船を持ったピエロですが、大人が風船を持ったピエロと戦うというのは...ギャグのようです。やはりPenny Wiseは子供を怖がらせる怪物だと思います。