参考になります。作者の明橋さんは京大医学部卒の
精神科医。
パパが育児に積極的に参加している場合、子供は自分に自信を持っていることが多いという統計データがあるそうです。子供はパパからもママからも大切にされているという思いを持ち自分に自信が出てくるようです。
また、お父さんからほめれると、子供は学校や社会へ出て行く自信を持つようになる、そうです。
確かにそうでしょうね。子供、特に男の子は、将来、社会に対する不安といったものがあるでしょう。そこを社会経験未熟なママが何をいってもあまり説得力がないのでしょう(もちろん社会経験豊富なママも多いと思いますが)。生き馬の目を抜く社会で毎日戦っているいかついパパから、大丈夫、お前ならやれる、と言われれば子供も心強いでしょうね。一概に男・女で分けることはできないと思いますが、一般に、女性は優しさを与えることができ、男性は強さを与えることができると思います。
私は一時期武道をやっていましたが、その際先生が、”技を身に付けてケンカに強くなって欲しいわけではない。技を身につけるなんてたいしたことじゃない。それよりも心を強くして日常生活、仕事等に活かしていって欲しい。”と言ってくれたことが今でも強く印象に残っています。その人は大柄で強そうな先生でしたが、こうした立派な強そうな人からこういうことを言われると、仕事の際にも先生が応援してくれているような気がして、自信に繋がったことを思い出します。パパからの応援というのはこういうものでしょうね。
自信のない子に対しては、”頑張って”という優しい声ではなく、”大丈夫、お前ならやれる”という強い声なのだと思います。私も強いパパになって、子供の人生を応援したいです。
私の父はあまり育児に参加しないタイプでした。まあ昔の父親はそういう人が多いと思いますが、家の父は顕著でした。休みの日もほとんど自分の好きなことをやっている、自分優先のタイプで、遊んでもらった思い出が少ないです。そのせいか、大人になってあまり絆ができておらず、あまり会話ができません。子供が大人になっても子供とは腹を割って話しのできる父になりたいものです。