記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

クリシュナムルティ・実践の時代

質問者:私は恋に落ちていますが、この関係には将来がないことを知っています。こんな状態は前にも数回経験しました。またあおのみじめさと混乱に巻き込まれたくありません。それでも私は、この人がいないと不幸せで絶望的になるのです。こんな状態から抜け出すにはどのようにしたらよいでしょうか? クリシュナムルティ:その淋しさ、味気なさ、みじめさは、あなたの愛するその人がなくても、あなたが恋に落ちる以前から存在していたのです。あなたが恋だと称するものはたんに刺激であり、あなたの空虚さを一時的に覆い隠すものにすぎません。あなたはその人によって寂しさから逃げていたのです。... あなたの問題はこの関係でなくて、むしろあなた自身の空虚さの問題なのです。 ... この淋しさに関して完全に無行為であることが変化なのです Amazonでも出てきませんが、昔読んだクリシュナムルティの伝記(309page)です。 若い頃は恋愛問題で悩むものですが、当時このことばは目から鱗でした。若い私にとって救いとなりました。