記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

存在の詩

存在の詩―バグワン・シュリ・ラジニーシ、タントラを語る存在の詩―バグワン・シュリ・ラジニーシ、タントラを語る
(1977/04)
バグワン・シュリ・ラジニーシ

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心を見つめなさい それがどこにあるのか それが何であるのかを見てごらん あなたは思考が漂っているのを感ずるだろう そうするとその間には間隔があるだろう 長い間目を凝らしていれば その切れ目のほうが思考よりも長いのもわかるだろう なぜならば それぞれの思考はお互いに他の思考と分かれているはずだからだ 事実、言語の場合でも それぞれの単語は他の単語と分かれていなくてはならない 深く進めば進むほど あなたはその切れ目がどんどんとふえていくのを発見するだろう その切れ目はどんどんと大きくなるだろう ひとつの思いがよぎるー すると次には どんな思考も存在しないところのその切れ目が来る そして新しい思いが来るー また別な切れ目が続くー もしあなたが無意識なら その切れ目は見えない あなたはひとつの思考から別の思考へ跳んでしまう 決してその切れ目を見ることはない だがもしあなたが目を覚ませば どんどんとたくさんの切れ目がわかるようになるだろう ましてあなたが完璧に目覚めたら そのときは何里もの切れ目があなたの前に姿を表す そして、そうした切れ目の中で<さとり>は起こる そうした切れ目の中で真理があなたの扉を叩く そうした切れ目の中で訪問者がやって来る 昔読んだバグワンの本。引き込まれました。バグワンは能弁で、魅力的ですね。さすがもと大学教授。 この個所が印象的でしたが、クリシュナムルティも時々同じ様なことをいっています。彼らは表現は違いますが、主張するところは似ている印象があります。