記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

市役所の小川さん、哲学者になる 転身力

市役所職員から高専で哲学を教える哲学者になった小川さんのお話。ヤル気さえあれば新しい道が開ける、といったエネルギーに満ちた楽しい本でした。仕事をしながら勉強をするというのは時間的制約で大変なものですが、かえってそれが勉強に対する渇望などのエネルギーになる、といったところに特に共感しました。私も空き時間をみつけてちょろちょろと数学や物理の勉強などしてますが、これが楽しい。やろうと思えば好きなだけ勉強時間をとれた学生時代よりもある意味楽しい。時間の制約がパワーを生むというのは確かだと思います。