記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

東京革命

都知事の話題がホットですが、そもそも都知事はどんなことをしているのか、という興味で読みました。

排ガス規制、羽田空港の滑走路建設、会計制度の変革、等、石原都知事の実績が語られています。一番の実績が会計制度の変革、一番の失敗が新銀行東京の問題、とのことです。

文章に個性がにじみ出ていて、常に何かに怒っている感じです。そして全般的に自分の実績はすごいだろ、という自信満々で自慢している感じです。が、最近ホットな築地のニュースを考えると、何してたの?、という感じですね...

本書では最近築地のニュースで話題の談合も取り上げられてます。どんな案を出してもすべて同じ価格で出てくる。こうした談合の事実を知っていても、都知事の力ではなんともならないんですかね。