記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

いつも旅のなか

いつも旅のなか (角川文庫)
いつも旅のなか (角川文庫)角田 光代

角川グループパブリッシング 2008-05-24
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角田 光代 さんの旅エッセイ。ヨーロッパ、アジアなど様々。印象的だったのは”かくも長い一日”のマレーシア。マレーシアで知り合った男の子たちと釣りに行く話しなのだが、朝からつりに行こうよと誘われたものの、ご飯食べたりしゃべったりでちっとも釣りが始まらない。昼飯食べて晩飯食べて、結局つりに行くのは午前一時過ぎ。その後つった魚を海岸でバーベキュー、という長い長い一日。東南アジアの人の悠長な時間感覚がおもしろい。 しかしながら女性の角田さんが現地で知り合った男の子たちに深夜まで簡単についていってしまうのはなんだかな、と思いました。何か起こっても全くおかしくないシチュエーションだと思います。