ヤグルマギクなど
最近よく花を見かけるこの木、シャリンバイというそうですね。漢字で書くと車輪梅。和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで花が梅に似ることから、だそうです。
近所で見かけたこのお花、ヤグルマギク、のようです。確かによく見ると、矢車っぽいですね。ヤグルマギク、で検索すると、ツタンカーメンやらマリーアントワネットが出てきます。ツタンカーメンの棺から出てきたとか、マリーアントワネットが好んだ、とか、由緒あるお花なんですね。
白いヤグルマギクも見かけました。
そしてヤグルマギクと似た美しい青色のこのお花、近所で見かけましたが、シラー・ベルビアナ、というお花の様です。ヒヤシンス科の花とのこと。確かにヒヤシンスに似てますね。難しい名前ですが、17世紀にスペインの南部で発見され、イギリスに持ち帰った船の名前(The Peru)に因んで名づけられたとのこと。
そしてこれもまた近所で見かけたこの可愛いお花、葉っぱを見るとカタバミですが、紅花詰草、のようです。別名ストロベリー・キャンドル。可愛いですね。
今日も新しい花を近所で見かけました。ムシトリナデシコ、のようです。食虫植物ではないが、花に虫がくっつくそうです。
春は本当にたくさんのお花が観察できますね。気になる花を見かけるたびに調べるようにしているのですが、なかなか追いつかないです。でも1年に1つでも新しい花を知ることができれば良いですね。楽しみになってます。
牧野富太郎先生のことば、”わたしの一生はお金にめぐまれず貧乏続きで、食べるものにも困ったほどつらい目にもあいましたが、私は少しもみじめな気持ちやさびしい気持ちになったことはありませんでした。わたしは大自然と言う母のふところにいだかれ、植物と言うなかよしの友達がいたからです。”というのを、最近つくづく共感します。
牧野富太郎植物記