記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

タガメ (田んぼの生きものたち)

タガメ (田んぼの生きものたち)タガメ (田んぼの生きものたち)
(2009/03)
市川 憲平、北添 伸夫 他

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息子は百科事典で見た、タガメがカエルを捕まえている写真に興味深々。これなに?どこがお目目?など聞いてきます。 そんなときこんな本を見つけました。一冊丸ごとタガメ。楽しいです。 タガメはカエルやフナ、蛇まで捕まえて食べるそうです。すごい。 昆虫は普通、こうした生き物に食べられるイメージがありますが、逆にカエルや蛇を食べる昆虫がいる。すごい。 そして強烈なのがタガメのメス。タガメは交尾ののち、オスが卵を温めるのですが、そこへ別のメスがやってくると交尾をしたいメスはその卵を破壊し始める!オスは必死に抵抗するが通常メスのが体が大きいので破壊されてしまうことが多い。うーん、なんて肉食系なタガメのメス。 しかしこんなタガメも今や絶滅の危機だそうです。私も実物は子供の頃、昆虫博物館のようなところで見たような記憶がある程度で、野生のタガメは見たことありません。こんな生き物に親しむことができたら子供は昆虫に興味を持つんでしょうね。昆虫が大好きだった子供の頃の気持ちを思い出しました。