記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

父の教え:自分の足元だけを見るな

父の教え:自分の足元だけを見るな 小惑星探査機はやぶさのプロジェクトマネージャ、川口淳一郎さんの記事。印象に残りました。 「知識のインプットのスタートは家庭から始まる。子供はおよそ親の影響を受け、親が関心を持っている対象に向かうもの。ところが、今は親が子供に対して自分の背中を見せなくなっているのか、見せられなくなっているのか…」と、脆弱(ぜいじゃく)な家庭環境を憂える。 川口さんの父は数学の先生。父と一緒に望遠鏡を作ったりした思い出が現在につながっているそうです。 成功している人で父の影響を述べる人、よくいますね。 以前スキーモーグルで金メダルの里谷多英さんがインタビューで、父に褒められるのが嬉しくて一生懸命頑張ってきたといっていたのが印象に残っています。 ノーベル物理学賞の益川先生も確か父は商売人だが科学に興味のある人で、父からの影響が原点であることを語っていたような気がします。 家の息子を見ていると、私は最近植物に興味があり公園の植物を観察したり本を読んだりしていますが、横にくっついている息子は自然に植物に興味を持ちたくさんの植物の名前を覚えています。単に名前を憶えているだけでなく、葉っぱの形などを細かく識別していることに驚かされます。幼稚園の先生にも驚かれるそうです。こういうのを見ていると上記川口さんのことばは納得です。子供と一緒にいろいろと勉強していきたいと思います。子供に勉強させるには勉強しろということよりも親が勉強している姿を見せるのが第一かもしれません。 ところで自分を振り返ってみると、自分が父から受けた影響ってあまり思い当りません。父はあまり子供と一緒に何かするというタイプではなかったので。周りに聞いてみると我々の世代だとこういう父、多いみたいですね。