記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

数字のツボ―決めつけ、常識破り、ざっくり なぜ牛丼用「おたま」の穴は47個なのか

数字のツボ―決めつけ、常識破り、ざっくり なぜ牛丼用「おたま」の穴は47個なのか (PRESIDENT BOOKS)数字のツボ―決めつけ、常識破り、ざっくり なぜ牛丼用「おたま」の穴は47個なのか (PRESIDENT BOOKS)
(2008/02/07)
山田 真哉ほか

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プレジデントの特集を再編集した本だそうです。セブン&アイ吉野家を例に、数字のツボを説明しています。 一番おもしろかったのは「インド式計算術」一時間講座。二けたの掛け算を簡単にする方法が載っています。 例えば、29×46。これをするには、 一桁同士の掛け算:①9×6 = 54 一桁と二桁の掛け算の和:②9×4+2×6 =48 二桁同士の掛け算:③2×4=8 これを、③、②、①、と一桁ずつずらして並べます。 8 48 54 ----- 1334 これはおもしろい。確かにこのやり方なら、暗算で二桁の掛け算ができる。小学校で習う筆算でのやり方は汎用的ですが、暗算は難しいですね。このやり方だと暗算でできます。いくつかためしに暗算してみましたが、正解でした。二桁の掛け算の暗算なんてできたのは始めてたので、なんか新鮮です。もっとも日常でもビジネスでも、二桁の掛け算が出てくるシーンなぞあまりないので実用性はあまりなさそうですが、ゲームとしてはおもしろい。 インド式計算術、は、特殊な場合に計算が簡単になるルールの寄せ集めのようなイメージがありましたが、これは比較的汎用的。目から鱗でした。