プレジデントの特集を再編集した本だそうです。
セブン&アイや
吉野家を例に、数字のツボを説明しています。
一番おもしろかったのは「インド式計算術」一時間講座。二けたの掛け算を簡単にする方法が載っています。
例えば、29×46。これをするには、
一桁同士の掛け算:①9×6 = 54
一桁と二桁の掛け算の和:②9×4+2×6 =48
二桁同士の掛け算:③2×4=8
これを、③、②、①、と一桁ずつずらして並べます。
8
48
54
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1334
これはおもしろい。確かにこのやり方なら、暗算で二桁の掛け算ができる。小学校で習う筆算でのやり方は汎用的ですが、暗算は難しいですね。このやり方だと暗算でできます。いくつかためしに暗算してみましたが、正解でした。二桁の掛け算の暗算なんてできたのは始めてたので、なんか新鮮です。もっとも日常でもビジネスでも、二桁の掛け算が出てくるシーンなぞあまりないので実用性はあまりなさそうですが、ゲームとしてはおもしろい。
インド式計算術、は、特殊な場合に計算が簡単になるルールの寄せ集めのようなイメージがありましたが、これは比較的汎用的。
目から鱗でした。