2009/8/8出版。民主党への政権交代がおこりつつある当時の政治状況がわかりやすく書いてあり、良かったです。通勤の2日くらいで読めました。著者の瀧澤さんは、作家、政治史研究家だそうです。
以下ポイント
・自民党は2007年の参議院選挙前に、郵政民営化に反対した議員を自民党に戻した。有権者は裏切られたと感じた。これが自民党惨敗の大きな要因。
・日本は1993年までは中選挙区制がとられていたが、1994年から小選挙区制が導入され、二大政党制になりやすくなった。
・アメリカは二大政党制で、共和党と民主党が政権交代を繰り返している。ブッシュは共和党。オバマは民主党。伝統的に、民主党はアジアでは中国と親しい。
→なるほど、オバマさんは中国を重視している感じがしますね。
・小泉さんは無駄遣いを止めて小さな政府を目指した。それが国民の指示を集めた。
・民主党の特徴は、最大の支持団体が労働組合の「連合」であること。