記憶の索引2

東京の普通の会社員の日記。本や映画の感想、自然観察、日々の思い、など。 興味は科学、数学、脳と心、精神世界、植物、育児、教育、ビジネス、小説、などなど。

子ども版 声に出して読みたい日本語 8 われ泣きぬれて蟹とたわむる/石川啄木

子ども版 声に出して読みたい日本語 8 われ泣きぬれて蟹とたわむる/石川啄木子ども版 声に出して読みたい日本語 8 われ泣きぬれて蟹とたわむる/石川啄木
(2005/04)
不明

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ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな かにかくに渋民村は恋しかり おもいでの山 おもいでの川

このシリーズ、お気に入りです。子供も読むのが楽しいみたいで、お気に入りです。 なかでもこのページが好きです。石川啄木は、ふるさと、山、が好きだったんですね。私も故郷を離れ長い時間がたちましたが、たまに帰省しふるさとの山を見るとなんとも言えない安らいだ気持ちになります。故郷にいるときは、山なんて当たり前すぎて視界にも入っていなかったのに。不思議なものです。この”ふるさとの山がありがたい”という気持ち、わからない人にはさっぱりわからない感覚でしょうね。でも共感する人には泣けてしまうようないい歌です。